もの・こと作りプロセス







新しい1年が始まり、10日が過ぎました。

みなさんはどんな一年にしたいですか?



わたしはこの2年くらいで耕してきた、「わたしらしさ」を土台にちいさなチャレンジを、暮らしや仕事の中で実践していく一年にしたいなと思っています。



その一つとして、1年を通してやってみたかったことを今回発表します。



今年はちいさな一歩を踏み出したい。

わたしらしさを耕したい。

 

そんな方と一緒に研究していけたら、嬉しいです^^






Classic Lab1泊2日の合宿プログラムを始めます。


育てるノート-3

いままでは、参加のしやすさなども考慮して日帰りまたは半日の研究室やワークショップを開催してきたのですが、今年は1泊2日のプログラムを始めたいと思います。



みなさんもご存知の通り、Classic Labは民泊の届出をしており、宿泊営業もしています。

ただ、そもそも、わたしが民泊の届出をしたのは、宿泊業をしたかったからではないんです。


わたしがここで事業を始めようと思ったのは、「あるものいかす」という雪国の生き方が他の地域で生きる人にとってもヒントになるということ、その土台となる「自分の感覚にすなおになる」ための絶好の環境がここにある、という2点があったからです。

 

この「感覚にすなおになる」環境というのは、雪国の変化の著しい自然環境や、それに抗うでもなく、なすがままにでもなく、環境をうまく生かして豊かに生きる人々に営みのこと。


その環境の中で、普段の暮らしの中ではなかなか意識できない、五感を研ぎ澄ませて感じること、思い巡らす経験をしてもらいたい。


そのためには、日中だけではなく、夜を味わい、迎える朝あってこその経験。

さらには、変化の著しい1年を感じることで、見えてくるものがある。



宿泊可能にしたのは、雪国の一日、そして一年をぐるっと感じてもらいたい。

そして自分の暮らしにも重ねてみてほしい。

そんな思いからでした。





「わたしらしさ」ってなんだろう?



この問いを抱えている方は、結構多いのではないかと思います。

わたし自身もそうでした。

わたしはいわゆる「ゆとり世代」の始まりの世代。

「個性を尊重」「only one」などが巷ではよく言われている頃、多感な10代を過ごしました。

これらはとても素晴らしい言葉であるとともに、当時のわたしにとってはとてもしんどい言葉でした。


学校では、みんなと同じこと、枠から外れないこと、「普通」をよしとして、それにならって素直にやってきたのに、社会全体では(ある意味学校でも)「個性的」「面白さ」がもてはやされる。

そんな矛盾をずっと抱えていました。



いつしかそれは「自分はなんの取り柄もない、つまらない人間だ」とレッテルを貼ることにもつながっていたのです。


 

そんなわたしが、「わたしらしさ」を認められたのは、つい最近のことです。

そう、ここ津南町に来てしばらく経ってからでした。



津南に来て感じたこと、考えたこと、幸せだと思うこと、違和感を感じること、それらすべてが「わたしらしさ」につながっている、そう思えたのです。





感覚にすなおになる



それまでは、「わたしらしさ」を誰かと比べて、抜きん出ていることだと考えてきました。


でも、津南で暮らしていると、毎日変化していく自然環境や人々の暮らしのなかで、感じずにはいられない状況、五感が研ぎ澄まされる瞬間(=感覚にすなおになる瞬間)がたくさんありました。

そこで感じたもの、時間をかけて暮らしの中で思い巡らせてきたものは、誰と比べるでもなく、確実に「わたしらしさ」を作っているんだという実感できるようになったのです。



「わたしらしさ」ってこういうことなんだ。

誰かと比べて、わかるものじゃない。

わたしの中に耕していくものなんだ。

そう思えたのです。




わたしのはじめの一歩「わたしらしさ」×「地域らしさ」
エッセイイラスト2



わたしがそう考え始めた一つのきっかけは、地域おこし協力隊として津南町にきたこと。

「地域のために何かしたい」

「地域の魅力を発信したい」

「地域の中で、自分らしく何か始めたい」




そう思い始めたのはいいものの、実際に何をどうやって発信していくのか?



津南の「地域らしさ」ってなあに?

「雪がたくさん降る」

「水が美味しい」

「魚沼産コシヒカリの産地」

「人が優しい」

……



津南に来てしばらくは、そんなことしか出てきませんでした。

もちろんこれらも自慢すべき素晴らしい魅力です。

でも、これってどこでも言えませんか?


「温暖な気候」

「みかんが美味しい」

など当てはめるものが違うだけで、同じようなことを言っているのです。



いま、全国で地方創生や移住施策などが、注目されています。

どの市町村も競うように、自分たちの「地域らしさ」をこうして発信していますが、こういった魅力の発信の仕方だと、どこも変わりばえしないなと正直思ってしまいます。

だからこそ、わたしも何を津南の「地域らしさ」として語っていいのかわからず、悶々としていた時期があったのです。



そんなわたしがいま津南の「地域らしさ」を胸を張って言えるようになったのは、やはり「感覚にすなおになる」ことが自然とできるようになったからです。



自分の感覚の動きにすなおになると、「あ、わたし津南のこういう部分が好きなんだ」ということがわかってきます。それを日々の暮らしのなかで、1年の季節の流れのなかでぐるぐると巡らせ、時間をかけて、「わたしらしさ」をも含んだ「地域らしさ」になっていきました。



そしてそれこそが、このClassicLabのはじめの一歩だったのです。




ちいさな一歩を踏み出したい方へ



今回の合宿のタイトルになっている「感覚にすなおになろう」という一言。

これは、わたしが大なり小なり、なにかを始めたい人へ贈りたい大切な一言です。



4年前、実家のある都会に戻るか、自然に近い暮らしができる農村部にそのまま暮らすか、進路に迷っていたときにある方からいただいたことば。


「あなたが心地よいところに行ったらいいじゃない」


ああ、そうか。

それでいいんだ。


あれこれ、損得とか、こうすべきとか、こっちの方が合っているかとか、そんなのどうだっていいんだ。

大事なのは、「自分の心地よさにすなおに選んだかどうか」




それからは、迷ったときは必ず、自分の内側の声を聴くようにしています。

「自分の感覚にすなおに」



そうして選んだ道は、失敗もたくさんあるし、決してうまく歩いているわけではないけれど、自分で納得して一歩一歩進んでいける道でした。



もし、あなたがどんな道を選ぶか迷っているなら……


もし、あなたが暮らしや仕事のなかで、なにか新しい一歩を踏み出したいと思っているなら……


もし、あなたが新しい環境のなかで、どんな一歩を踏み出していいか悩んでいるとしたら……



まず、感覚にすなおになってほしい。


わたしはそう思っています。




普段の暮らしのなかでは、できないこともある



前回開催した「書くのが楽しくなる!ことばの紡ぎ方」研究室でも、参加者の方と話していて思ったのですが、


多くの人はわたしのように「自分は特に面白くもない人間だ」と思っています。



でも実際に感覚にすなおになる体験をしていただくと、

「わたしってこんな面白い感覚持ってたんだ!」と驚く方がたくさんいます。



ただそれにはちょっとした工夫が必要です。


何より、「感覚にすなおになる時間」を日々忙しないなかで、わざわざとるということが、結構難しいんですよね。



だからこそ、いつもとはちょっと違う環境で、あえてその時間を自分にプレゼントしてあげる。



「自分の感覚にすなおになる時間」は、「普段流してしまっている、自分の心の声に耳をすませる時間」です。





雪国の一年。季節の巡りとともに、感覚にすなおになる。



今回のテーマ「感覚にすなおになる」


そのために雪国の変化の大きい一年は、さまざまな感覚に出会える絶好の一年です。

そこでこちらの研究合宿は、真っ白な冬はじまりの年6回の連続研究室として開催します。



6回、それぞれの季節に連続で参加していただけると、わたしが感じている雪国の一年の巡りがぐるっとわかり、さまざまな感覚も研ぎ澄まされます。


もちろん単発での参加、数回参加、も大歓迎です。





【現在の年間予定】

1.2月16日(土)17日(日)「しんしんと。はじまりの冬」

2.4月20日(土)21日(日)「ぱちぱちと。色とりどりの芽吹く春」

3.6月22日(土)23日(日)「けろけろと。夏待ち遠しい、いきものと夏至」

4.8月24日(土)25日(日)「さらさらと。風とおる古民家の夏」

5.10月19日(土)20日(日)「ころころと。葉っぱおどる秋」

6.12月7日(土)8日(日)「ちらちらと。まとめの冬」


各回1日目14:00スタート、2日目11:30終了予定。

基本的には1泊2日、宿泊込みのプログラムです。


(注)2.3の日程は集落の共同作業日程により、変更する可能性、またはプログラムが変更になる場合があります。共同作業は雪消えや草の成長の度合いによって、日程が直前に決まるため、仮日程になっています。その回に参加されたい方、また年間通して参加されたい方には、直接連絡させていただきますので、その旨メールまたは申込み時にお伝え下さい。


【定員】

各回6名



【参加費】

一般 16000円(1回)

研究員 12000円(1回)

(宿泊、夕食朝食材料費込み)

*宿泊は男女別相部屋です。

*食事は参加者全員で作ります。

*入浴は柳の家の風呂が利用できます。近隣の温泉施設を利用される場合は、別途ご自身でお支払いください。



*全6回をまとめてお申込みの方は、96000円(全6回分)のところ80000円で参加いただけます。こちらは2月3日までの限定価格です。

(研究員の場合は72000円のところ、60000円になります)

お申込みはこちらから

https://form.os7.biz/f/62a38aa0/





■まずは①2月16日(土)17日(日)「しんしんと。はじまりの冬」

募集を開始します!


スケジュール

2月16日(土)

14:00 自己紹介

14:15 講義

14:45 休憩

15:00 体験ワーク

15:30 振り返り

16:00 講義

16:30 終了

   フリータイム(入浴など)

18:30 夕食

   フリータイム

   随時就寝


2月17日(日)

8:00 朝食

   フリータイム

10:00 振り返り

11:00 講義

11:30 解散


*基本的に講義やワーク以外の時間(夕方~翌朝)は各々自由に過ごしていただきます。その中で、感覚にすなおになる時間を作っていただけるよう、アテンドさせていただきます。




お申込みはこちらのフォームから(年間でお申し込みの方もこちらからどうぞ)

https://form.os7.biz/f/62a38aa0/



*もし宿泊込みでの参加が難しい方(お子さんがいて帰宅したいなど)は気軽にご相談ください。また、お子さんも一緒に参加したい、宿泊したいという方も、場合によっては可能ですので、ご相談ください。



その他、ご質問・お問い合わせはこちらのメールアドレスまで

contact@classic-lab.com




ともに研究しあえる仲間に出会えることを、楽しみにしています^^















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■その他、現在募集中の研究室はこちら
「自分の思いを表現する。ことばの紡ぎ方」×中井菜央写真展「繍」
 

「自分の思いを表現する。ことばの紡ぎ方」×中井菜央写真展「繍」

2019/1/22 tue 13:00~16:00
詳細・お申し込みはこちらから 

http://www.emicomorooka.com/archives/35595264.html




■あるものいかすワークショップ
ちくちく2018.12a
 

「思い出をつくろう。ほっこりかわいいダーニング」

2019/1/29 tue 13:00~16:00

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.emicomorooka.com/archives/35803592.html 





■その他、募集中のイベント
移住ツアー冬⑥
 

新潟県津南町・移住体験ツアー「雪のある暮らしを楽しもう」

2019/2/9-10 参加費5000円(宿泊費、食費、体験費、保険込み)

詳細はこちらから

http://www.emicomorooka.com/archives/35584080.html





・中井菜央写真展トークショー×宿泊者限定イベント「雪国を歩こう」
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2019/2/2~3 トークショー参加費無料 関連イベント3000円
詳細はこちらから 
http://www.emicomorooka.com/archives/35827300.html