昨日は柳の家で開催中の、中井菜央さんの写真展関連イベントで「お茶のみ会」をしました。
津南町や隣接する十日町市、長野県栄村から15名くらい集まり、こたつに入っておしゃべりしました^^
雪国では冬になるとよくある光景「お茶のみ」。
最後、おじいちゃんが「今日もいろんな人と話ができて、とても楽しかった!」と笑顔で帰っていきました。
毎日30センチくらいずつ降り積もる雪の中で、こうして寄り合って春を待ちわびていたのだろうなと思いました。
さて、そんな雪国では冬は家の中にいる時間が多くなります。
そんな時間は、手仕事などじっくりと取り組むことができる時間でもあるのです。
私も、わら細工を練習したり
くるみを割ったり
手まりを作ったり
他のシーズンではできないことに向かっています。
先月開催したワークショップでやった「ダーニング」もその一つです。
*「ダーニング」とは
ヨーロッパの伝統的な衣服修繕方法。
縦糸と横糸を織り込んでいき、穴の空いた靴下や衣服などを繕うこと。
この「ダーニング」をClassic Labのワークショップとして開催した理由の一つに、「雪国の冬じかんを味わってほしい」という気持ちがありました。
先月参加してくださった方々の感想の中にも、こんな一文がありました。
「柳の家の空間で炬燵に入りながら、皆でちくちく、とても楽しかったです。ひとりでやっても楽しいけど、皆でやるとさらに楽しいことって沢山あるなぁと。おやつのタルトもおいしくて幸せでした。」
「『最近何してるの?』という話をした。ちくちくで久しぶりに会う人もいて、しばらく会っていない人との出会いの場にもなった。1人でもちくちくはできるのだけど、1人だとやらないかもしれない。会話しながらの方が進みそう。」
「出産前は大切にしていたチクチクタイム。これが冬の大切な”おこもりしごと”だったなぁ…としみじみ思い出していました。ただ1人でもくもくやるより、人と過ごす方が断然たのしいし、むしろはかどる!(子ども見ててもらったお陰です…)
昔の田舎の手しごとも、こうやって集まってお茶のみを楽しみつつしていたのかな…と思いをはせました。」
ありがとうございます^^
当日はまだ1歳にならないこどもたちもいて、誰かがこどもと遊んでたり、ちくちくしたり、おやつ食べたり、おしゃべりしたり……。
「子どもはこっちで保育します!」とか
「ここから、ここまでやりましょう!」とか
そういうのでもなく
ゆるやかに、みんなが心地よくいれる。
昔からこの地域の人たちが寄り集まってきた、そんな冬じかんを感じてもらえたなら、嬉しいです。
来週のちくちくワークショップも、そんな冬じかんになったらいいな^^
まだ参加者募集してます。
また「寄りあつまる冬じかん」ということで、
技術の習得でおしまいではなく、いつでも行ける集まりにもできたら……と思い、今回からリピーター価格を始めます。
「やり方はわかったけど、皆でまたちくちくしたいな」
そんな方はぜひ、リピーター枠でご参加ください^^
お待ちしています。
「思い出をつくろう。ほっこりかわいいダーニング」
2019/1/29 tue 13:00~16:00
詳細・お申し込みはこちらから
http://www.emicomorooka.com/archives/35803592.html
■そのほか募集中のイベント
・【残席1名】新潟県津南町・移住体験ツアー「雪のある暮らしを楽しもう」
2019/2/9-10 参加費5000円(宿泊費、食費、体験費、保険込み)
詳細はこちらから
http://www.emicomorooka.com/archives/35584080.html
・中井菜央写真展トークショー×宿泊者限定イベント「雪国を歩こう」
2019/2/2~3 トークショー参加費無料 関連イベント3000円
詳細はこちらから
http://www.emicomorooka.com/archives/35827300.html
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